Dorakuyaヘッポコ店長大漁祈願Blog

アジ釣りに行って、本命の気配すらなく、刻々と時間だけが過ぎていくのはよくあることです。

群れで移動する魚は、とにかく回遊が命。近くにいないときは、ひたすら来てくれるのを待つのみであります。

ただ、前述のように刺し網に遮断されているから、沖からの回遊は絶望的。本来、私の前にやってくるはずのアジたちは、みんな網にからめ捕られてしまうことでしょう。


夕マズメ、港の外へ向かう左流れ、満潮前というここでの好条件トリプルパンチも、すべて網に吸い込まれてしまう感じでした。


そんな中、一人気を吐いたのがＭさん。１kgまではいかないけれど、そこそこ良型のミズイカ２ハイをエギングで仕留め、それまでの嘆きぶりがウソのような恵比須顔です。(笑)




さらには、まだエギング人生で１ハイもイカを釣ったことがないという隣のNさんを尻目に、なぜか一人で大笑いしながらやり取りしています。

「がははははっ！　置き竿に乗っちょったがね！！」

なんと、エギを投げ込んでほったらかしておき、しばらくしてロッドを手に取ったらグィーン、グィーンと乗っていたとか。




そんなタナボタ的釣法が通用するのなら、私もやらない手はありません。

さっそくミニルアーをセットしていたスナップを外し、エギに付け替えます。置き竿エギング、いざ挑戦！！


しかし、人生、そんなに甘くはないですよね。


２個のエギさん、さようなら……。